オススメ小説シリーズ 第1回:模倣犯 宮部みゆき
長らく更新していませんでしたが
読んだ小説の備忘録の位置付けも兼ねて、今後定期的に読んだ本の感想をブログにあげていきます。
(基本的に直近で読んだ本を紹介しますが、過去に読んで面白いと思ったものも掲載します)
第1回目「模倣犯」 著:宮部みゆき
ジャンル:ミステリー
評価点数:★★★★☆(5つ星中)
これを初めて読んだんのは、中学生の夏休みの日に祖母の家で暇をしていたを見かねて母が小遣いをくれ、近くの本屋さんに漫画を買いに行ったが、読書感想文の宿題があったので購入して、読んだ本。
その当時、模倣犯がちょうど文庫本化したタイミングで、平台の新作文庫本おすすめのコーナーに積まれていて、タイトルとおどろおどろしい装丁に惹かれた。
ミステリーのジャンルで初めて読んだ本がこの本だったが朝から読み始め、気がついたら3冊目を読み終え、夜になっていたほどミステリー&宮部みゆきにハマったきっかけでもある。
内容の概要については、Amazon等のネットでわかりやすいものがあるためここでは割愛するが
個人的に何がすごいと思ったのは、以下の点についてである。
- 圧倒的な読みやすさ(情景が浮かびやすい)
- 犯人(ピース)の強烈なキャラクター
- 最後のタイトル回収
飽きずに長時間読み続けられたのは、特にピースの狂気さが過去実際にあった凶悪犯と重なるぐらいのリアルさをこの小説の中に落とし込められる文章構成にあると思う。
ただし、この小説は結構好き嫌いが分かれる作品ではある。
以下の小説が好きな人には、オススメできる小説である。
また、ミステリー初心者にも試しに是非読んでもらいたい。
では、第1回目の本紹介はこれにて以上。
第1回目のため、感想の薄さについてはご容赦頂けると幸いです。
数を重ねていくごとに中身ある紹介コーナーにしたいと思うので宜しくお願い致します。